誤解男(ネタバレ有)

こんにちは。私です。玄幕礼弦です。
記念すべきブログコーナー一発目がこんな話題になるなんて思っておりませんでしたが悔いはありません。
ちなみにネタバレ注意です。まあ私のブログなんてそんなものですよね。
ネタバレが苦手な方はこのコーナーを避けて通るようにしてください。

★ルダイが初対面で翡翠さんに冷たかった理由
チシェットが好きだったから、恋敵が復活したから、というわけではありません。
テラは「真実を言うけど」みたいに言ってますが、真実もクソもないです。適当なこと言いやがって。
ルダイだってすぐに否定すればいいのに、どうしてこうも招いた誤解を放置しやがるのか。
というわけで彼のことは【誤解男】と呼ぶことにしましょう。

ルダイが初対面で翡翠さんに冷たかった本当の理由
ルダイが初対面で翡翠さんに冷たかった本当の理由。
「あの子を何故一人にした!」「あの子は危険な状態にある!」
そんな色んな気持ちが混じっての塩対応でした。

……いや普通に言えばよくないですか?

よくないんですよねー。ルダイ、言えない人です。不器用さんですね。
というか言ったところで『何故一人にした!』は翡翠さんにはどうしようもなかったじゃないですか。もしかすると死んだままだったかもしれないし、戻ってきただけまだいいですよね。
でもルダイは詳しい事情を知りませんので、まあナゼナゼ~って思っちゃっても仕方ないのかな……。

★ルダイはチシェットのことをどう思っていたのか?
いや、あの、おかしいじゃないですか。
何がおかしいかは今のところ私だけが知っていればいいと思うんですけど、あえて少し説明しますとね。
彼、チシェットに惚れたかのように振舞っていたんですよ。手に入れられないセシルの代わりに独り寂しいチシェットを愛した、みたいな。少なくともあの時点では周囲からそう思われていました。そのように思われるように振舞っていました。
でも実は違ったんです。

ルダイはチシェットのことをどう思っているのか
ルダイはチシェット(とセシル)のことをどう思っているのか。
そりゃもう大切ですよ。特にセシルなんか、仕えてきた主の実子ですし。
でも、決して恋愛感情を伴うものではありませんでした。兄弟とも親子とも違う愛です。その辺はルダイ本人にしかわからないニュアンスだとは思いますが、まあそんな感じです。

では、主の子ではないチシェットのことまで気に掛けるのは何故か。なんででしょう。
まあセシルに瓜二つということもあるのですが、なんというか、放っておけなかったんでしょうね。チシェットはセシルの心の支えの一つでもありますし。
ルダイは察しのいい人ですので、チシェットが笑顔の裏に何を秘めているかぐらい見抜いちゃうんですよ。チシェットでさえも気付いていない、ふかーいふかい闇です。
そして彼に近付く脅威にも気が付いていました。ずっとセシルを守ってきたので、そういう直感には優れているんですね。
ルダイはチシェットに気付いてほしかったんです。自覚せよと、警戒せよと。最愛の人がいないからといって、自暴自棄になってはいけないと。貴方が苦しむ時、苦しむのは貴方だけではないと。
……結局その為に行動を起こしても誤解を招くだけで終わっちゃいましたが。

★ルダイがセシルを施設で虐待した理由
セシルはルダイのことを怖がっていました。
『あの人は施設にいた時に俺の大切なものを奪い、彼の自室に軟禁までした』と。
ここまでのネタバレを読んでくださった皆様の一部の方には「あーもしかして」と察しがつくかもしれませんね。どうぞ答え合わせをしていってください。

ルダイは本当にセシルを虐待していたのか
ルダイは本当にセシルを虐待していたのか。
いや、『軟禁は虐待です』『恐怖を与えるような行為は虐待です』と言われればまあそうなんですけど。
しかし他の従業員や子供がセシルを殴ったりするのに比べれば、直接傷をつけるようなことをしていないルダイはまだマシというか……うーん、五十歩百歩ですね。

では、何故ルダイはセシルの持っていた両親の形見を奪ったのか?
答えはシンプルです。『他の人に奪われない為』です。
あの従業員達はセシルが王子ということを知っていたもので、虐めていたし、金目の物を持っていたら当たり前のように売り払ってお金に変えていました。
セシルは形見だけは手放さないように隠していましたが、どんなに隠そうとしたところでまだ幼い子供。どうせいつかは見つかってしまうんですよ。というかルダイに見つかっていましたし。
そんなわけで、見かねたルダイはセシルから形見を奪うという名目で彼の代わりに形見を隠したのでした。

では次いきましょう。何故軟禁したのか。
自室に閉じ込めれば誰も口を出すことができなかったんですよ。手も出せません。そもそも、セシルに部屋が用意されなかったというのもあります。
軟禁して虐待していることにすれば、セシルを守ることができたのです。
実際軟禁している時の方がセシルもいいもの食べてましたよ。ルダイは『残飯』なんて言ってましたが、あんなできたてほやほやの残飯があるかっつーのという話です。勿論ルダイの手作りですし、ちゃんとした食材使ってます。盛り付けで残飯のように見せかけていただけだったんですよ。
……そりゃあセシルがグルメになるわけですよ。美味しいものを残飯として食べていたのですから。こりゃルダイに責任ありますよ。

ただ、ルダイは大きな過ちを犯しました。
セシルは身体が強くありません。肺は特に。そしてルダイは喫煙者です。
後にセシルが肺を患うのですが、それはルダイが煙のこもった部屋にセシルを隠してきたから……というのも、考えられなくないのです。

ちなみにルダイはわざとセシルに怖がられるようにしていました。
その方があの劣悪な環境に居続けるのに相応しいからです。

おかしいですよね。何故きちんとした理由があるのにわざわざ面倒になるようなことをするのか。
『不器用』で済まされる話ですかこれ。
方向性を間違えていたらスネ○プ先生ですよ。

それでは、今回はこの辺で。何かあったらまたサイレント追記でもしようかな。